『げんきサポートクラブ』とは… 40~74歳までの健診を受ける機会の少ない方に、継続した健診のご案内、健康情報の発信など、中国労働衛生協会がサポーターとしてみなさまの健康の保持・増進のお手伝いをさせていただきます!!

ご挨拶

ご挨拶

公益財団法人中国労働衛生協会 理事長 宮田 明

 このたびは当協会のホームページにアクセスいただきありがとうございます。平素は当協会の事業運営におきまして格別のご高配にあずかり、厚く御礼申し上げます。
 当協会は昭和23年、財団法人広島労働基準検診所(その後「広島県集団検診協会」に改称)の東部支部(尾道市)として発足、職域における健康診断を行う機関としてスタートしました。その後昭和53年3月、労働大臣の許可を受け、財団法人中国労働衛生協会として独立、さらに平成23年3月、公益財団法人として内閣府より認定を受け現在に至り、この地域の中核的な総合労働衛生機関として、職域、地域の皆様から高い信頼を頂いております。
 現在、広島県福山市に本部を置き、福山市、尾道市、鳥取市、米子市、津山市に検診所を配置、常勤役職員220名余で、年間約40万人に対し健康診断を実施しております。当協会の業務は健康診断事業に加えて産業医・保健指導・健康教育などの産業保健事業、作業環境測定事業、社会貢献事業を四本柱としています。当協会は設立以来、労働安全衛生法ほか関係法令を遵守し、精度の高い信頼できる事業を提供するべく努力してまいりました。健康診断についてはその機能の充実に努め、各検診所は全国労働衛生連合会労働衛生サービス機能評価委員会が行う「労働衛生サービス機能評価」において優良健診機関としての評価を得ております。また個人情報を適切に取り扱う体制も整備し、平成21年9月にはプライバシーマークを付与され、各検診所とも定期的に更新を行っています。また「健康経営」への取り組みも行い、「日本健康会議」により「健康経営優良法人2019(大規模法人部門)ホワイト500」にも認定され、2020年度も「健康経営優良法人2020(大規模法人部門)」に認定されております。

さて、少子高齢化社会に突入し、社会経済環境は大きく変化してまいりました。生産年齢人口の減少などによりに起因する人手不足はもちろんのこと、社会構造や労働態様の変化によるメンタルヘルス不調者の増加、また高齢労働者の増加による健康問題、事故防止への対応の必要性、など労働者の健康問題は増える一方で、それに対し安全配慮義務違反などの経営責任も厳しく問われる時代となりました。また、かねてより増大する社会保障費は国家財政上の大きな課題となっており医療費抑制のための抜本的な社会保障制度改革も焦眉の急でした。そういう経緯から2016年政府により「一億総活躍社会」が謳われ、その取り組みの一つとして「働き方改革」が提唱され、「働き方改革関連法案」が2019年4月より施行されました。その目指すところは“労働者が心身ともに健康で意欲を持って働くことにより労働生産性の向上につなげる”ということです。
「健康経営」とは働き方改革実践の手法として、「人」を組織における貴重な「資産」と考え、従業員の健康の維持・増進を「人的な資本」に対する積極的な「投資」と捉えるという考え方です。この“従業員等の健康管理を経営的視点で考え戦略的に実践する”という「健康経営」には近年関心が高まり、経済通産省、厚生労働省の主導による「日本健康会議」により健康経営優良法人などの顕彰制度が2016年度に創設されたところです。
「健康経営」の推進は当協会「私たちは職域・地域において働く人とその家族の健康の保持・増進に貢献します」という理念に合致し、また本来行って来た産業保健事業とも重なる面も多く、その実践をサポートすることも我々の使命と考え、協会内に「健康経営アドバイザー」「エキスパートアドバイザー」を多数有していることから、このたび「健康経営優良法人」認定取得のサポート事業を開始することにいたしました。今後「健康経営優良法人」の認定は企業にとって必須のものとなって行くと思われます。認定取得のご希望があれば是非ご相談いただければと存じます。それに伴い、労働者の健康確保のための産業保健機能を、さらにパワーアップし産業医、保健師、管理栄養師などの能力向上にも努めています。

もちろん、従来から行っております健診事業は継続し、職員のスキルアップ、接遇の向上、検診車をはじめとした最新医療機器の整備も継続して行います。さらに、進行する人口の高齢化に対応すべく、時代のニーズに合った各種オプション検査の充実も心がけたいと思っております。一昨年は“ロコモ健診”をスタート、明神館脳神経外科と連携した“脳ドック”も開始しました。なお、本年4月より医師の結果説明、保健師・管理栄養師による保健指導を組み入れた正規の人間ドックも福山健診センターで開始していますので、ご希望の方は是非ご相談ください。健診は新型コロナ感染予防に極力配慮して行っておりますので、安心してお越しください。
健康保持・増進に関する広報・講演会開催などの社会貢献事業にも同様に力を入れて行きたいと思っております。ただ予定しておりました講演会につきましては、現在コロナ禍により開催が困難になっております。事情が許すようになり次第開催したいと思っておりますので、その節はご案内させていただきます。
四年前にスタートさせました、法定健診の対象にならない、定年を迎えた方・個人事業主・主婦などを対象とした「げんきサポートクラブ」も会員が少しずつ増えております。無料ですので該当される方は是非ご入会下さい。詳細は是非ホームページをご覧ください。
施設健診の要望の増加に伴い、増改築し昨年7月末にオープンした尾道検診所も、医師の充足によりほぼ毎日の施設健診が可能となっております。健診日数の増加とあわせて女性健診の利便性を向上すべくマンモグラフィ装置の導入、婦人科診察室を増築しております。また要望が増えた胃内視鏡検査に対応するため福山、米子、鳥取に続いて胃内視鏡検査を開始しております。

最後に受動喫煙防止法案(健康増進法改正案)が本年4月1日より施行されました。飲食店などについては一部不備な面もありますが、職場について屋内禁煙(喫煙所設置可)となることは変わらず、違反には罰則も適用されます。職場の喫煙対策は喫緊の課題です。当協会は以前より職場の喫煙対策のサポートを行っております。ご要望があればいつでもご相談ください。
われわれの業務上のモットーは「正確・丁寧・迅速」です。これからも、皆様に過不足なく質の高い、満足できるサービスが提供できますように、一同努力してまいります。職員が「知識・技能・接遇」などの研鑽を重ね、自らの仕事に誇りと自信を持ちながら働ける職場環境が実現できるよう、「健康経営」を実践して行きたいと思っています。今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

令和2年2月19日

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